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 漂木騙(ヒルギダマシ) 

〜 南国を彩る日本産のマングローブ植物 〜

日本のヒルギダマシ群落

マングローブ林の海側にかけて生育する常緑低木であり沖縄本島以南に分布。地面から割り箸を立てたかのような筍根が出現するほか、吸収された塩分を葉に結晶させ宮古島北部では樹高が高い個体もみられる。

日本各地にある自生地/49カ所 〔9島〕

Googleマップで分布場所をみる >

 基本情報ガイド 

\ 木の語源 /

ヒルギ科には属しませんが「ヒルギ」のように塩分にも耐えれることから近縁の意味を込め「ダマシ」が後付けされました。マングローブ林でも自生している木であることを明示させるために和名の先頭部はヒルギと共存していることが象徴されてます。

\ 学名由来 /

学名は「Avicennia marina」です。「Avicennia」は10世紀初頭に中東ペルシアの学者「Avicennia/アビセニア」が名づけたことに由来します。また「marina」は木が海中に浸かる様子を意味しており学名はこれらの合成語により誕生しました。

\ 植物分類 /

科名

キツネノマゴ科/Justicia procumbens

学名

Avicennia marina/アビセニアマリーナ

英名

Grey Mangrove/グレーマングローブ

別名

カネプシ(西表島の方言として限られる)

保護

絶滅危惧TB類EN/環境省版レッドリスト

絶滅危惧種の階級図

\ 発達環境 /

気候

平均気温(年)22℃以上の亜熱帯地方

性質

軟らかい砂地土壌を好む(塩分にとても強い)

開花

初夏/5月-7月頃(果実成熟は9月-11月頃)

繁殖

種子落下→海流散布→発芽開始→木に成長

植生

マングローブの海側に生育/前面群落

マングローブでの発達区域図

 形態的な特徴 

\ 全体樹形 /

常緑低木(じょうりょくていぼく)
樹高:50cm-2mと背丈は低い

ヒルギダマシの樹形図解

筍根(じゅんこん)が地上部に現れる
英名:Pencil-Root/ペンシルルート

筍根の図解

上に伸ばさず根元からすぐ途切れる
色味:薄いグレー系/質感:サラサラ

幹の図解

\ 器官構造 /

楕円形の対生/長さ:3cm前後
色味:黄緑/先端が尖り光沢質

楕円形をした葉の図解

内側:1mmほどの粒状突起が4つ
外側:5mm程度の黄色い花びらが4枚

ヒルギダマシにある花の図解

果実

豆状(表面に細かな毛が密集)
色味:やや黄緑/長さ:2cm前後

豆状果実の図解
ヒルギダマシの筍根
ヒルギダマシの花
塩の結晶がついたヒルギダマシの葉
ヒルギダマシの種子

 地理的分布 

\ 国内自生地 /

日本のヒルギダマシ群落は沖縄県内の一部離島だけにみられ沖縄本島北部が世界分布の北限です。国内における自生地数は9島49カ所あり本来は宮古島以南のマングローブに自然分布しますが近年移植により分布範囲が北上しました。

最北端

最南端

沖縄本島
奥川

西表島
大原川

最北端⇔最南端までの距離/527km

最東端

最西端

沖縄本島
〔奥川〕

西表島
ユナラ川

最東端⇔最西端までの距離/537km

\ 分布範囲 /

日本のヒルギダマシ分布地図

鹿児島県

沖縄県

自生地/0カ所
〔0島〕

自生地/49カ所
〔9島〕

 地域別の群落 

\ 沖縄諸島 /

沖縄本島のヒルギダマシ群落
屋我地島のヒルギダマシ群落

沖縄本島/5カ所、屋我地島/2カ所に個体が生育しており移植により繁殖した場所がほとんどです。しかし沖縄本島国頭村の奥川で1本残存するヒルギダマシは地域住民の聞き取り調査でも植樹記録がなく原木の可能性が高いと推測されます。

\ 宮古諸島 /

宮古島のヒルギダマシ群落
岩礁に根を張る宮古島のヒルギダマシ

宮古島/4カ所、伊良部島/1カ所に生育しており自然分布の北限は宮古島の島尻バタラズに位置づけられます。島尻の河口付近では樹高3mの中木がそびえ立ち、与那覇湾や入江湾をはじめ隣接する伊良部島長浜にも低木が生い茂ります。

\ 石垣島+小浜島 /

石垣島のヒルギダマシ群落
水没した小浜島のヒルギダマシ群落

石垣島/8カ所、小浜島/1カ所でみかけれ石垣島では川平湾浜辺と名蔵アンパルに個体が密集しています。マングローブ林を背にするように海岸最前部で生い茂るほか小浜島の石長田海岸では潮が満ちると木の上部まで海水に被ります。

\ 西表島+内離島 /

西表島のヒルギダマシ群落
岩礁地帯に生える西表島のヒルギダマシ

西表島/23カ所、由布島/1カ所、内離島/1カ所でみられ海岸干潟にかけて発達します。西表島東部の仲間崎から古見までの岩礁地帯にある海岸線で群落が形成されており内離島には内陸寄りのマングローブ湿地にかけて個体が定着しています。

マヤプシキ

ヒルギモドキ

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