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 漂木擬(ヒルギモドキ) 

〜 南国を彩る日本産のマングローブ植物 〜

日本のヒルギモドキ風景

マングローブ林の陸側にかけて生育する常緑木本であり沖縄本島以南に分布。明るい発色している多肉質の葉をつけるほか、泥質よりも砂地にかけて定着することが多く由布島の浜辺には日本最大の群落がみられる。

日本各地にある自生地/20カ所 〔5島〕

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 基本情報ガイド 

\ 木の語源 /

ヒルギ科に属しませんが生活形態のみ「ヒルギ」とよく似ていることから近縁の意味を込め「モドキ」が後付けされました。マングローブ植物として位置づけられていることを明確にさせるため和名の先頭部にはヒルギの文字が採用されています。

\ 学名由来 /

学名は「Lumnitzera racemosa」です。「Lumnitzera」は1700年代後期にハンガリーの植物学者「Latin Lumnitzera/ラテンルンニツェラ」が名づけたことに由来。また「racemosa」は花が並んで付くという意味で学名はこれらの合成語です。

\ 植物分類 /

科名

シクンシ科/Combretaceae

学名

Lumnitzera racemosa/ルミニツゼララセモサ

英名

White Mangrove/ホワイトマングローブ

別名

ハマカニーキ、カニャーキー(西表島に限る)

保護

絶滅危惧TA類CR/環境省版レッドリスト

絶滅危惧種の階級図

\ 発達環境 /

気候

平均気温(年)22℃以上の亜熱帯地方

性質

軟らかい砂地土壌を好む(塩分にやや強い)

開花

春夏/4月-7月頃(果実成熟は8月-11月頃)

繁殖

果実落下→海流散布→種子発芽→木に成長

植生

マングローブの陸側に生育/後背群落

マングローブでの発達区域図

 形態的な特徴 

\ 全体樹形 /

常緑木本(じょうりょくもくほん)
樹高:2m-4mと背丈はやや低い

ヒルギモドキの樹形図解

地上では目立たないが横に伸びる
匍匐根(ほうふくこん)とも称される

匍匐根の図解

上に伸ばさず根元からすぐ途切れる
色味:茶-グレー系/質感:ザラザラ

幹の図解

\ 器官構造 /

倒卵形の対生/長さ:3cm前後
色味:黄緑/先端がくぼみ光沢多肉質

倒卵形をした葉の図解

内側:直立した白い雄しべが10本
外側:1cm程度の白色い花びらが5枚

ヒルギモドキにある花の図解

果実

筒状(島とうがらしに似ている)
色味:やや黄緑/長さ:2cm前後

筒状果実の図解
ヒルギモドキの根
ヒルギモドキの花
ヒルギモドキの葉
ヒルギモドキの果実

 地理的分布 

\ 国内自生地 /

日本のヒルギモドキ群落は沖縄本島と八重山諸島だけにみられ沖縄本島北部が世界分布の北限です。国内における自生地数は5島20カ所ありますが宮古島北部の島尻バタラズでは過去に原木がマングローブで自生していた記録が残ります。

最北端

最南端

沖縄本島
億首川

西表島
大原川

最北端⇔最南端までの距離/475km

最東端

最西端

沖縄本島
〔億首川〕

西表島
ユナラ川

最東端⇔最西端までの距離/485m

\ 分布範囲 /

日本のヒルギモドキ分布地図

鹿児島県

沖縄県

自生地/0カ所
〔0島〕

自生地/20カ所
〔5島〕

 地域別の群落 

\ 沖縄本島 /

沖縄本島億首川のヒルギモドキ群落
沖縄本島州崎のヒルギモドキ群落

沖縄本島/2カ所で低木が数本生育しており当地においては将来絶滅する危険性が高いと言われています。金武町にある億首川下流の福花橋付近には原木が残されており同地から移植された個体がうるま市の州崎にも近年植樹されました。

\ 石垣島 /

石垣島名蔵のヒルギモドキ群落
石垣島崎枝のヒルギモドキ群落

石垣島/4カ所では小さな群落が幾つかみられ海岸干潟にかけて生育しています。当地ではこれまでに名蔵アンパル周辺の自生地が知られていましたが崎枝の海岸湿地でも個体が新たな発見されており良好な水辺環境のなかで群生します。

\ 西表島 /

西表島のヒルギモドキ群落
与那田川のヒルギモドキ群落

西表島/11カ所で個体が生存しており砂が堆積した川の下流域にかけて生い茂ります。当地では仲間川や浦内川などで身近に観察することができますが西部地区の与那田川には樹高4mある高木のヒルギモドキ群落も発達しています。

\ 由布島+内離島 /

日本最大級のヒルギモドキ群落
由布島のヒルギモドキ群落

由布島/1カ所、内離島/1カ所で自生が確認されており由布島西側にある海岸では他のマングローブ樹種を圧倒的に上回る個体数がみられ群落規模としては国内最大級であるほか内離島では内陸に入り込んだ湿地に低木が数本育ちます。

ヒルギダマシ

ニッパヤシ

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