久米島

〈くめじま〉

那覇から空路で30分、沖縄本島の泊港発フェリーだと慶良間諸島を越えて2時間50分。透明度抜群の東シナ海と夕焼けに染まるコントラストが絶景。古くは球美島｢くみじま｣とも言い伝えられたほどの琉球の美しき島。

〔位置〕　沖縄県／沖縄諸島（島一周53㎞）

〔気候〕　年間平均気温22.9℃／亜熱帯海洋性

〔空路〕　久米島空港(琉球エアコミューター)

〔航路〕　那覇泊港⇔兼城港(1日1～2便運航)

マングローブ／3カ所 （1市町村）

〈群生面積0.545㌶／構成樹種1科3種〉

｜

GoogleMap

自生地の全体地図

〈航空写真モードでも表示可能〉

｜

Interview

地域住民に聞く

〈マングローブを語り継ぐ〉

｜佐藤文保さん〔職業：久米島ホタル館〕

｜取材・撮影地／沖縄県島尻郡久米島町大田

島の東側に流れる儀間川ではメヒルギからなる天然のマングローブ群落があります。兼城地区でもオヒルギとヤエヤマヒルギが一部自生しておりますが植樹で繁殖したものと考えられています。「久米島ホタル館」の外庭ではビオトープがありまして、この島の自然をわかりやすく再現しておりマングローブ植物のメヒルギも観察できますし、館内では様々な生き物たちも展示してあります。山と湿地と海がバランス良く融合したこの島で、流れ星のように光り輝くホタルたちがマングローブ林にも棲みついてほしいものですね。いつかそんな浪漫あふれた情景が訪れることを待ちわびております。