鹿児島&沖縄マングローブ探検

Miyakojima

宮古島

〈みやこじま〉


宮古島の風景
那覇から空路で50分、東京・名古屋・関西直行便も運航。竜宮城に誘われてしまいそうなサンゴ礁の海に魅せられてしまう楽園リゾート。平地では亜熱帯植物が彩り天然湧水地が多く存在するエコアイランド宣言の島。


〔位置〕 沖縄県/宮古諸島(島一周117㎞)
〔気候〕 年間平均気温23.8℃/亜熱帯海洋性
〔空路〕 宮古空港(ANA、JAL、JTA、RAC)
〔航路〕 貨物船を除き旅客フェリー運航なし
マングローブ8カ所 1市町村)
〈群生面積12.731㌶/構成樹種24種〉


GoogleMap

自生地の全体地図

〈航空写真モードでも表示可能〉


Interview

地域住民に聞く

〈マングローブを語り継ぐ
マングローブについて語る川平洋さん

川平 洋さん 〔職業:川満漁業管理組合長〕
取材・撮影地/沖縄県宮古島市下地川満

宮古島は地形が平坦だから大きな山と川がないんです。しかし豊富な地下水脈が海岸近くで湧き出していて、偶然にもそこに海水が入り込みマングローブ林が発達できる環境が出来たんです。島内ではオヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギのほか自然分布の北限であるヒルギダマシもあります。島尻や川満のマングローブ林は観光地としても有名ですが人里離れた場所にも自生地はあります。私たちが若い頃は、当時ヒルギが家屋や桟橋の柱に活用されてきた歴史があって、潮で防腐効果を高めるため木材をマングローブ林で貯木させた経験もしました。私たち世代は今でもその恩恵に感謝しています。



Spot List

自生地一覧

〈地域別の分布地情報〉
〔宮古島市平良島尻〕
池間大橋の南東部を流れる入り江に島内最大級のマングローブが出現。
〔宮古島市平良西原〕
波穏やかな湾内最深部の畔でヤエヤマヒルギとメヒルギが生き延びる。
〔宮古島市平良荷川取〕
砂山ビーチ西側にある成川農村前の秘境水路にヒルギダマシが自生。
〔宮古島市下地川満〕
海岸に植えられたヤエヤマヒルギが宮古ブルーの与那覇湾に芽吹く。
〔宮古島市下地川満〕
地下水脈と海水とが融合した汽水池にひろがるマングローブ原生林。
〔宮古島市下地川満〕
沖縄製糖工場前の河口域にかつて宮古島市長が植樹したヒルギが残る。
〔宮古島市下地与那覇〕
野鳥と生き物たちがあつまるラムサール条約登録湿地のマングローブ。
〔宮古島市嘉手苅〕
来間大橋の東側にある入り組んだ岩礁干潟でオヒルギなどが根を張る。
マングローバルのロゴマーク

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