鹿児島&沖縄マングローブ探検

Tanegashima

種子島

〈たねがしま〉


種子島の風景
鹿児島本土から空路40分、高速船で約1時間30分の南西諸島最北端の離島で、JAXA宇宙センターロケット発射基地と古代遺跡で名を誇る。歴史と未来が融合した地で、全国有数のサーフスポットと安納芋の原産地として知られている。


〔位置〕 鹿児島県/大隅諸島(島一周160㎞)
〔気候〕 年間平均気温19.6℃/温帯性気候
〔空路〕 種子島空港(日本エアコミューター
〔航路〕 鹿児島本港南埠頭~西之表港
マングローブ6カ所 3市町村)
〈分布面積30.451㌶/生育樹種11種〉


GoogleMap

自生地の全体地図

〈地形図と航空写真〉


Interview

地域住民に聞く

〈マングローブ談話
マングローブについて語る濱上良子さん

濱上 良子さん 〔職業:相良商店〕
取材・撮影地/鹿児島県西之表市国上

西之表市の湊川マングローブ林は種子島北部に位置し、世界的にも自然分布の北限にあたる貴重な生態系でメヒルギの一種が自生しています。自生域は島の東側の太平洋沿岸に限定されており、中種子町の阿嶽川では水面から高くせり上がった土手に沿ってメヒルギが生育し、南種子町の大浦川では樹高1m以下の矮性型が見られ樹形の多様性が際立っています。大浦川では遊歩道やカヤック乗り場を備えたマングローブパークが整備され教育や観光両面で活用が両立しており、北限域におけるマングローブの自然の価値を体感しながら学べる場としても近年注目が高まっています。



Spot List

自生地一覧

〈地域別の分布〉
〔西之表市/国上〕
国の天然記念物として格上げされた世界最北端のマングローブ原生林。
〔中種子町/坂井〕
中種子町で唯一の国指定天然記念物メヒルギ林が熊野海岸付近に出現。
〔南種子町/平山〕
塩田跡地の干潟に島内最大級のマングローブ林が茶畑のように広がる。
〔南種子町/平山〕
広田漁港前にある険しい丘陵地に囲まれた下流でメヒルギの森が残る。
〔南種子町/茎永〕
浸食洞窟が現れる種子島宇宙センター付近の河口干潟に隠れた自生地。
〔南種子町/下中〕
荒波打ち寄せる前之浜海岸付近にある南種子町最南端のメヒルギ群落。
マングローバルのロゴマーク

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